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水虫の症状とは?原因や治し方を解説

水虫

こんにちは!皆様、いかがお過ごしでしょうか?

千葉内科・在宅クリニック院長の辺土名です!

いきなりご質問ですが、「水虫」というものを知っていますか?

水虫は日本人の大人の4人に1人がかかっている、とても身近な病気です。

そこで今回は、

  • 原因はどういったものがあるの?
  • 症状はどういったものがあるの?
  • 実際に水虫になったら、対策できるの?

といった気になる内容を詳しくご説明いたしますね!

水虫とは?

水虫

水虫は、皮膚や爪に感染する真菌(カビ)の一種である白癬菌(はくせんきん)によって引き起こされる感染症です。

医学的には「足白癬(あしはくせん)」と呼ばれ、一般的には足の指の間や足の裏、爪などに症状が現れます。

関連記事:カンジダ症ってどんな病気?女性に多い?男女別の症状や原因、治療について

水虫の原因

水虫

水虫の原因となる白癬菌は、全身にも感染することがありますが、主に足に感染することが多いカビ菌です。

白癬菌が足に感染しやすい理由は、靴や靴下、ブーツ、長靴などを長時間履くことで足が蒸れた状態が続き、菌が繁殖しやすいといわれています。

つまり高温多湿で不潔な環境が原因です。

白癬菌は、家庭の足ふきマットや、スポーツジムのマットの上などあらゆるところに存在し、皮膚に付着することで感染します。

しかし、皮膚に菌が付着しただけで水虫になるわけではありません。

白癬菌が足に付着した状態が続き、菌が繁殖しやすい環境が整うことで水虫を発症します。

一般的には24時間以上菌が付着した状態だと、感染が成立しやすいです。

また、足に傷口などがある場合は、もっと早く感染するというデータも存在しています。

このように、一緒に生活している家族が水虫を患っている場合や、プールや銭湯のような多くの人が裸足で歩く場所に行く場合は、白癬菌に感染するリスクも高まるため注意が必要です。

水虫の症状

水虫

皆様、水虫はどんな症状のイメージがありますか?

「痒み」などが最初に頭に浮かぶと思いますが、その他にも様々な症状が発症する可能性もあります。

症状によって○○型というように分類されるので、一緒に見ていきましょう!

指間型(趾間型)…かゆみと湿疹

足の指の間にかゆみが生じ、湿疹やただれが見られます。

皮膚がふやけて白くなり、亀裂や剥がれが生じることもあります。

小水疱型…水ぶくれ

足の裏や側面に小さな水ぶくれができ、強いかゆみを伴います。

水ぶくれが破れると皮がむけ、痛みが生じることがあります。

角質増殖型…乾燥とひび割れ

足の裏全体やかかとが乾燥し、角質が厚くなり、ひび割れが生じます。

かゆみはそれほど強くありませんが、ひび割れによる痛みが問題となります。

爪白癬…爪の変色/厚くなる

爪が白く濁り、厚くなることがあります。

また、爪がもろくなり、欠けやすくなることもあるため、日常生活に支障が出てきます。

その他の症状

  • 赤みと晴れ: 感染が進行すると、足の皮膚に赤みや腫れが見られる
  • 悪臭: 水虫が進行すると、感染部位から悪臭が発生する

水虫の症状で、命の危機に繋がるような事はありませんが、日々のストレスになるような症状が多いですね…

関連記事:疥癬(かいせん)がうつる確率は?放置するとどうなる?自然治癒する?

水虫はうつる?

水虫

水虫は感染症の一種で、接触を通じて他の人にうつることがあります。

水虫を発症している人と住んでいると、うつるリスクが高くなります。

ここでは、一緒に住んでいる人にうつさないようにできる対策を5つ紹介しますね!

足はしっかり洗う

足をよく洗い、しっかり乾燥させることが大切です。

帰宅後には足を洗う習慣をつけ、指の間まで丁寧に洗い、水分が残らないようにしっかり拭きましょう。

足を蒸れたままにしない

足が蒸れたままだと、白癬菌が増殖する危険性があります。

足に汗をかいたときは靴下を履き替える、靴は乾燥させて毎日同じ靴を履かないようにするのもおすすめです。

清潔な靴下を履く

毎日清潔な靴下を履きましょう。

指の間が密着しないように、5本指の靴下を履くのもよいでしょう。

また、洗濯と乾燥で白癬菌は除去されるので、水虫に感染している人の靴下と一緒に洗濯しても問題はありません。

バスマットやスリッパは共有しない

バスマットは湿っている場合が多く、直接足に触れるので、同じものを使わないようにしましょう。
スリッパも個人のものを使うようにしてください。

素足を避ける

できるだけ家の中を素足で歩かないようにしましょう。

外から帰ってきたら足を丁寧に洗い、しっかり乾かして新しい靴下を履くなど、素足を避けるように注意が必要です。

水虫の治し方は?

水虫

さて、水虫についてかなり理解が深まってきたかと思います。

それでは続いて、そんな厄介な水虫の治し方についてみていきましょう!

抗真菌薬の使用

クリームや軟膏

感染部位に直接塗布するタイプの抗真菌薬です。

最も一般的な治療法であり、足白癬の場合は市販薬も利用可能となります。

ですが、市販薬は白癬菌に効く主成分だけでなく、クロタミトンやジブカインなど痒みなどを止める様々な化学成分も配合されています。

そのため市販薬は、病院で処方される薬よりもかぶれる頻度が高いです。

また足白癬に十分な治療を行うためには、症状がないところを含め、両足に1日1g、1か月に30g程度の外用が必要となります。

市販薬は保険が効かないため高価ですので、どうしても症状のある部分だけ治療するなど、中途半端な治療に終わることが多いです。

足白癬とよく似た皮膚病の鑑別を含め、医療機関で診断を確かめてから、十分な治療を行ってください。

毎日清潔にした足に塗ることが推奨されます。

スプレーやパウダー

クリームや軟膏が使いにくい場合に使用すると便利です。

かゆみや不快感を和らげる効果もあります。

内服薬の使用

重度の水虫や爪白癬の場合、内服の抗真菌薬が必要です。

内服薬は全身に作用し、感染を根本から治療します。

治療期間は数か月に及ぶことがあります。

生活習慣の改善

足の清潔と乾燥

毎日足を洗い、しっかり乾かすことが重要です。

特に指の間を乾かすことが感染予防に役立ちます。

通気性の良い靴と靴下

通気性の良い靴を履き、綿やウールなど通気性の良い素材の靴下を選びます。

湿気を避けるため、靴下は毎日交換することが推奨されます。

靴の衛生管理

靴を定期的に洗い、完全に乾燥させることが重要です。

また、抗真菌スプレーで靴内部を消毒することも効果的です。

公共の場での注意

サンダルの着用

公共のシャワールームやプール、更衣室では、サンダルを着用することで感染リスクを減らします

タオルやバスマットの共用を避ける

家族間でタオルやバスマットの共用することを避け、個人専用のものを使うことが感染予防に役立ちます。

関連記事:あせもの原因とは?治し方や予防法について徹底解説

水虫におすすめの市販薬

水虫

ここでは市販で購入できる水虫(白癬)治療薬を4つご紹介しますね!

  1. ラミシール
  2. ロート製薬のメンソレータムAD
  3. ピロエースZ
  4. ブテナロックV

これらの市販薬はドラッグストアやオンラインで購入可能です。

使用前には必ず添付の使用説明書を読み、指示に従って使用してください。

水虫の皮を剥がしたほうがいい?

水虫

水虫の皮って、剥がした方がよいのでしょうか?

皮が取れそうだと、剥がしたくなる気持ちもありますが、様々なリスクがあり危険です。

皮を剝がすことのリスク

感染の拡大

剝がれた皮膚には真菌が含まれており、それを剥がすことで周囲の健康な皮膚に菌を広げるリスクがあります。

二次感染

剥がすことで皮膚に小さな傷ができると、他の細菌が侵入し、二次感染を引き起こす可能性があります。

悪化のリスク

自然に剝がれる皮膚は通常、治癒の過程の一部です。

無理に剥がすことで、治療が遅れることがあります。

適切な対処法

感染部位の皮膚は自然に剥がれるのを待つのが最善です。

これは身体が自然に感染を排除し、治癒を進めるプロセスです。

関連記事:足の臭いが洗っても取れないのはなぜ?|内臓が原因?治し方を紹介

水虫でかゆいときの対処法は?

水虫

抗真菌薬の使用

  • クリームや軟膏: かゆみを引き起こす白癬菌を殺す効果があるため、症状の原因を直接治療します。
  • スプレーやパウダー: 手が届きにくい部分にも使いやすく、速乾性があります。
    かゆみが強い場合はこれらを使用すると便利です。

冷却

  • 冷水で洗う: かゆみがひどい場合は、冷水で足を洗うと一時的にかゆみが和らぎます。
    ただし、完全に乾燥させることが重要です。
  • 冷たいタオルや冷却ジェル: 冷たいタオルを感染部位に当てることで、かゆみを軽減することができます。冷却ジェルも効果的です。

絶対にかきむしらない

掻くと皮膚がさらに傷つき、感染が広がる可能性があるため、搔かないように注意します。

代わりに軽く叩いたり、冷却する方法を試します。

衣類の選択

  • 通気性の良い靴下と靴:
    綿やウールなどの自然素材でできた通気性の良い靴下を着用し、蒸れを防ぐことが重要です。
    また、通気性の良い靴を選ぶことも効果的です。
  • 裸足での生活:
    家の中では裸足で過ごし、足をしっかりと乾燥させることがかゆみの予防に役立ちます。

千葉内科・在宅クリニックでできる対応

当院では、下記の対応を行います。

  • 専門的な診断
  • 適切な抗真菌外用薬の処方
  • 必要に応じた内服薬の処方
  • 感染予防のための生活指導

ご相談事やご不安事あれば、是非当院をお尋ねくださいね!

まとめ

水虫についてご説明させていただきました。いかがでしたでしょうか?

水虫は早期の治療と適切な予防策が重要です。

症状がある場合は医師に相談し、正しい治療法を受けることが大切です。

健康な足元で快適な日々を過ごしましょう!

参考文献

水虫の症状・原因|くすりと健康の情報局

水虫はうつる?家族に感染を広げないためにできる5つの対策 | はつ花皮ふ科クリニック

【皮膚科医が解説】水虫(白癬)の原因や症状・治し方について | ひまわり医院(内科・皮膚科)

この記事の監修医師


千葉内科・在宅クリニック 院長 辺土名 盛之(へんとな もりゆき)

経歴

  • 三重大学医学部医学科 卒業
  • 四日市羽津医療センター
  • 西春内科・在宅クリニック
  • 千葉内科・在宅クリニック院長

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