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千葉内科・在宅クリニック開院のご挨拶
初めまして!
この度、千葉市稲毛区園生町にて『千葉内科・在宅クリニック』を開院いたしました、院長 辺土名 盛之(へんとな もりゆき)と申します。
これまで三重県と愛知県で内科・在宅診療・救急往診に従事しておりました。
今回これまでの自身の経験を、より地域の皆様に還元していきたいと強く思い、開院させていただく運びとなりました。
医師を志したのは?
僕が医師を志した経験からお話させてください。
僕は沖縄県糸満市の母子家庭で育ち、幼少期はよく祖父母に預けられて育ちました。
大好きだった祖父は末期肺がんで僕が小学校6年生の時に亡くなりました。
「最後に大好きだった自宅の庭を見て人生を終えたい。」
それが祖父の願いでしたが、亡くなる前日に自宅に戻り、急変し救急搬送。病院で最後を迎えました。
私はその時何もできなかった自分が歯痒く、祖父や自分と同じ思いをする人を増やしたくないと思い医師を志しました。
大学で医学部に入り、何気ない日常を過ごしていましたが、ある日の講演会で、在宅診療という診療があることを知りました。
講師の先生は
『患者様が少しでも自分らしく、人生が豊かだったと思ってほしいと思って診察をしている』
と仰っていました。
正直その時は「いい考えだな」程度にしか思っていませんでしたが、実際医師になり、癌や病気の末期で苦しんでいる方、お家に帰りたくても帰れない方をみるようになり、自分に何ができるかを考えるようになりました。
そんな時に、
『在宅診療であれば病気そのものを治すことはできないかもしれないけど、患者さんに寄り添うことで、いい人生だっと思って貰えるかもしれない』
考えるようになりました。
また病院に行きたいけど、さまざまや事情で通院できない患者様がいることも知りました。
私はそういった方にこれから手を差し伸べていくことが使命だと思っています。
私はこれから地域に根差し、どの年代の患者様にも安心していただけるようなクリニックを目指していきます。
日中は内科外来・発熱外来・在宅診療を行い、夜間は救急往診を『家来るドクター』と連携して行っていきます。
夜間/休日の『家来るドクター』ではご自宅で救急医療を受けられるサービスで、どなたでもご利用いただけます。
もちろん新型コロナ・インフルエンザの検査などの対応していますし、薬も処方できます。
地域の皆様の医療に対する不安に可能な限り応えさせていただきます。
何かあればいつでもご相談ください。
電話でももちろん良いですが、できれば一度是非当院へ足を運んでみてください。
辺土名(へんとな)という人間を一度みて、信頼できる人間かどうか判断していただけたらと思います。
『患者様を第一に考え、慮るクリニック』
千葉内科・在宅クリニックはこのコンセプトを大切にスタッフ一同、診療を行って参ります。
『このクリニックに来て良かったな』と思ってもらえるようなそんなクリニックを目指します。
本当にいつでもお気軽にご相談ください。皆様の人生の一助になれたらと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。
千葉内科・在宅クリニック
院長:辺土名 盛之(へんとな もりゆき)