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肌タイプがわからない方必見!見分け方とそれぞれの特徴を解説

肌タイプ

皆様は自分の肌タイプを理解した上でスキンケアを行っていますか?

自分に合ったスキンケア方法がわからず、肌トラブルに悩んでいるという人も少なくはないでしょう。

本記事では、肌の悩みを抱えている方に向けて、それぞれの肌タイプの見分け方やスキンケア方法、NG行動についてお伝えしていきます。

自分の肌タイプを知ることで、最適なスキンケア方法が見つかり、理想の肌に近づくことができるでしょう。

肌タイプがわからないときの見分け方のポイント

肌タイプ

まず初めに、自分の肌タイプを正しく理解することが大事です。

日本皮膚科学会では、肌タイプ水分量と皮脂量で4種類に分類しています。

  • 乾燥肌
    特徴: 水分と皮脂が不足し、肌がカサつきやすく、時には赤みやかゆみを伴うことがあります。
  • 脂性肌
    特徴: 皮脂の分泌が多く、顔全体がベタつきやすい状態です。
    毛穴の詰まりやニキビができやすい傾向があります。
  • 混合肌
    特徴: Tゾーン(額や鼻)は脂性でベタつきやすく、Uゾーン(頬や顎)は乾燥しやすいなど、部位によって肌質が異なる状態です。
  • 普通肌
    特徴: 水分と皮脂のバランスが良好で、肌トラブルが少ない理想的な状態です。

見分けるポイントとしては「洗顔後」と「メイク後」の肌状態を見るとわかりやすくなります。

以下で4種類の肌タイプと見分け方のポイントを解説するので、皆様もどれに当てはまるか確認してみてくださいね。

洗顔後の肌状態

まずは洗顔後しっかりと水分を拭き取り、化粧水等をつけずに10〜20分ほど放置した際の肌を見て、以下のどれに当てはまるかを確認してください。

  • 乾燥肌
    ➡顔全体がつっぱる感覚があり、カサカサしたり、粉をふく。
  • 脂性肌
    ➡顔全体はテカリはじめ、ベタつき感がある。
  • 混合肌
    ➡額や鼻はテカリはじめ、頬や口元はツッパリを感じる。
  • 普通肌
    ➡肌のコンディションが良く、乾燥やテカリも気にならない。

メイク後の肌状態

次にメイクをしてから4〜5時間が経過すると、それぞれの肌タイプに特徴的な変化が現れ始めます。

  • 乾燥肌
    ➡顔全体に粉っぽさが増している。
    特にファンデーションが時間経過とともにひび割れたり、カサついた部分に粉が溜まり出す。
  • 脂性肌
    ➡皮脂が浮いてきており、全体的にテカリが目立つ。
    ファンデーションがヨレたり、崩れやすい。
  • 混合肌
    ➡頬や口元はカサつき、粉っぽさがあり、額や鼻はテカリが目立つ。
    部分ごとに状態が異なる。
  • 普通肌
    ➡特に目立つ崩れや乾燥、テカリ等もなく顔全体が均一にメイクが保たれている。

乾燥肌の特徴とスキンケア方法

肌タイプ

乾燥肌とは?

乾燥肌は脂性肌の逆で、水分量と皮脂量が少ない状態で、肌がつっぱり粉を吹いたりします。

水分量が少ないため、目元や口元などに小じわができやすく、肌荒れが起きやすいのが特徴です。

乾燥肌のスキンケア方法

乾燥肌の方は保湿を中心としたスキンケアを意識してください。

基本的に乾燥肌は水分を保持する力が低く、バリア機能が弱まっている状態です。

以下の3ステップを取り入れると、少しずつ肌の状態が改善していきます。

①洗顔は低刺激で優しく行う

ぬるま湯で撫でるように優しく洗顔を行いましょう。

肌の負担になってしまうので、決してゴシゴシこすってはいけません。

洗顔料は、低刺激の弱酸性や無香料、テクスチャーはジェルタイプやミルクタイプを使用すると潤いをキープできます。

②保湿は化粧水・クリームを活用する

保湿成分が多く含まれるヒアルロン酸やセラミド配合の化粧水がおすすめです。

その後クリームで水分を閉じ込めることで、保湿される時間を伸ばすことができます。

③週1~2回の保湿パック

保湿効果の高い、シートマスクやジェルパックを週に1〜2回取り入れることで肌の水分補給ができ、潤いとしっとり感が持続します。

入浴後のケアとして、入浴後や洗顔後必ず3分以内に保湿剤を塗布しましょう!

乾燥肌のNG行動

乾燥肌はほかの肌タイプに比べ肌荒れが起きやすく、過剰なスキンケアが逆効果になることも少なくありません。

今回は以下の6つのNG行動を紹介するので、乾燥肌の方は注意して過ごしてくださいね。

NGOK
洗顔の際、肌のこすりすぎる優しくなでるように洗顔する
熱いお湯で洗顔、入浴33~35度のぬるま湯を使用する
洗顔、入浴後に保湿しない保湿成分の高い化粧水とクリームで保湿する
栄養バランスが偏った食生活様々な栄養素をバランス良く食べる
室内を加湿しない湿度60%を目安に加湿をする
紫外線対策を行わない季節に限らず外出時にはUVケアを行う

脂性肌の特徴とスキンケア方法

肌タイプ

脂性肌とは?

脂性肌は水分量と皮脂量が多い状態で、特に皮脂の分泌量が多くなり、顔全体がベタつきやすい肌タイプを指します。

また、毛穴が広がりやすく、黒ずみが多く感じることもあり、メイクが崩れやすいことが特徴です。

脂性肌のスキンケア方法

脂性肌の方は、不要な皮脂や汚れを落とすことを中心としたスキンケアを意識して下さい。

ただし、洗いすぎは禁物です。

肌を洗いすぎると、必要な油分まで失われ、肌が過剰に皮脂を作り出し、ニキビや毛穴の黒ずみといった肌トラブルを招くことがあります。

以下の3ステップを取り入れてもらうと少しずつ肌の状態が改善し、スッキリとした肌になります。

①適度な洗顔で余分な皮脂や汚れを取り除く

サリチル酸やグリコール酸配合の洗顔料を使い、朝晩1日2回の洗顔を心がけてください。

これらの成分は皮脂を取り除きつつ、肌をなめらかに整える効果があります。

洗顔は肌をこすらず、優しくなぞるように行い、ぬるま湯で洗い流しましょう。

これにより、皮脂を落としすぎず、肌の潤いを保つことができます。

②肌の水分補給と保湿を同時に行う

油分が少ないヒアルロン酸やセラミド配合の化粧水で、肌に水分を補いましょう。

これらの成分は肌に適度な潤いを与え、乾燥を防ぎます。

また、保湿も必要不可欠なため、軽めのミルクやジェルを使用することで、水分を保持しながらテカリを抑えることができます。

③週1~2回の角質ケアで毛穴詰まりを防ぐ

古い角質を取り除くことで毛穴のつまりを防ぎます。

ただし、頻繁に行うと肌を傷めてしまうため、週1〜2回程度が望ましいです。

脂性肌のNG行動

脂性肌のケアで間違った行動を取ると、皮脂分泌がさらに活発になり、肌トラブルの原因にもなります。

こちらも以下の6つの項目は避けるようにしましょう。

NGOK
過度な洗顔多くても1日2回の洗顔に留める
洗顔の際、肌のこすりすぎる優しくなでるように洗顔する
アルコール成分が強い化粧水を使用するヒアルロン酸やセラミド配合の化粧水を使用する
クリームやオイルの厚塗りをするメーカー指定の量を塗る
油分を多く含む日焼け止めの使用ジェル、ミルク、クリームタイプの日焼け止めがおすすめ
強力なあぶら取り紙を多用使いすぎると必要な油分まで取ってしまうため、1日1回1枚までに留める

混合肌の特徴とスキンケア方法

肌タイプ

混合肌とは?

混合肌は、水分量が少なく皮脂量が多い状態で、皮脂の出やすい額や鼻(Tゾーン)はテカリやすく、頬や口元は乾燥しやすいのが特徴です。

部位によってはべたつきがあり、乾燥もしやすいので肌のゴワつきを感じられることが特徴です。

インナードライ肌と呼ばれることもあります。

混合肌のスキンケア方法

混合肌の方は、皮脂と水分のバランスを整えるスキンケアが大切です。

皮脂を抑えることだけを意識すると、乾燥部分の症状が悪化することがあります。

肌の部位ごとの状態を見極めながら、バランスの取れたケアを心がけましょう。

以下の3ステップを取り入れることで、少しずつバランスの良い肌の状態に改善されます。

①洗顔は部位ごとに意識して洗う

朝晩の洗顔は皮脂を取りすぎないように、額や鼻はしっかりと洗い、敏感な頬や口元はなじませる程度にしましょう。

②部位ごとに保湿を変える

ヒアルロン酸やアミノ酸を含む保湿力の高い化粧水で全体を整えた後、額や鼻には軽めのジェルを使用して保湿します。

頬や口周りは保湿力の高いクリームを使用することで、皮脂と水分のバランスを整えます。

③週1~2回の角質ケアで毛穴をクリアに保つ

額や鼻には角質ケアを週に1〜2回、頬や口周りは週1回を目安に毛穴詰まりを解消します。

ただし、肌の調子を見ながら、優しくケアすることが大切です。

混合肌のNG行動

混合肌は、スキンケアでの工夫が必要な肌質のため、間違ったケアをすると他の肌タイプに比べ肌トラブルが起きやすくなります。

以下の6つの行動は避けるようにしましょう。

NGOK
全顔に同じケア用品を同じ量を使う部位ごとに適した製品を選び、Tゾーンは軽め、頬は多めに使い分ける
脂を抑えようと洗顔を1日2回以上する朝晩の洗顔を丁寧に行い、それ以上行うのは避ける
強めの角質ケアを行う肌の状態を見ながら、週1〜2回程度の優しい角質ケアを心がける
油分が多い日焼け止めや化粧品の使用するさっぱりとした使用感の製品を選び、必要な部分には重ね塗りで対応する
頻繁な化粧直しで皮脂を押し込む化粧直しの前に油分をあぶらとり紙で軽く押さえ取ってから、薄くメイクを重ねる
強力なあぶら取り紙を多用使いすぎると必要な油分まで取ってしまうため、1日1回1枚までに留める

普通肌の特徴とスキンケア方法

肌タイプ

普通肌とは?

普通肌は、水分量が多く皮脂量が少ない状態で、他の肌質より肌トラブルが少ないと言われています。

また季節や環境の変化に影響されにくく、ニキビや乾燥も出にくいため全体的に安定している状態が多いです。

普通肌のスキンケア方法

普通肌は、肌のキメが整っていて、トラブルが起こりにくく、シンプルなスキンケアで十分な効果が期待できます。

ただし、健やかな肌を保つために、基本的なケアは欠かせません。

まずは、肌の潤いを保つために、軽めの保湿剤を使うことをおすすめします。

水分を届ける働きのあるヒアルロン酸や、肌のバリア機能を高めるセラミドを含む製品が適しています。

また、お肌の大敵である紫外線から守るために、SPF30以上の日焼け止めを毎日使用しましょう。

朝晩の洗顔は、1日2回、刺激の少ない洗顔料を使って優しく洗いましょう。

ゴシゴシこすりすぎると、かえって肌のバランスを崩す原因になりかねません。

普通肌のNG行動

普通肌のNG行動は日々のケアを怠ることと、過剰なスキンケアです。

季節による変化に対応して、適切な保湿やケアを行いましょう。

シンプルながら継続的なケアこそが、美しい肌を保つ秘訣です。

千葉内科在宅・美容皮膚科クリニックでできる対応

肌タイプ

スキンケアを始めたばかりの方は、自分の肌タイプや適切なケア方法に悩むことが多いものです。

私も医師になる前は深刻な肌トラブルに悩まされていました。

思春期から続いた脂性肌のニキビ、頬や額の赤みに悩み、洗顔を過度に行って症状を悪化させた経験もあります。

しかし、医学を学び、科学的な根拠に基づいたケアを実践することで、肌の状態は大きく改善しました。

この経験から確信を持ってお伝えできるのは、肌トラブルは必ず改善できるということです。

当院ではまず、丁寧な問診とカウンセリングを通じて、患者様お一人おひとりの理想の肌状態をご一緒に目指していきます。

美容施術を受診希望の方はLINEでご予約を受け付けています。

また、オンライン診療にも対応しているので全国どこでも対応可能です

お薬はご自宅まで配送するので、診察から受け取りまですべて自宅で完結可能です。

詳しくお知りになりたい方はお気軽にお問い合わせください。

当クリニックの価格

処方内容(1日3錠/30日分)価格(税込)
【美肌】美容最強セット
・シナール配合錠
・ユベラ100㎎
・グルタチオン100㎎
・トラネキサム酸250mg
6,600円
【美肌】ピル内服中美肌セット
・シナール配合錠
・ユベラ100mg
・グルタチオン100mg
5,500円
【美肌】飲む白玉美肌セット
・シナール配合錠
・グルタチオン100mg
4,400円
【美肌】美肌初心者セット
・シナール配合錠
・トラネキサム酸250mg
4,400円
【ニキビ】イソトレチノイン20㎎
(1日1錠/30日分)
・イソトレチノイン20mg
6,600円
【ニキビ】ニキビトータル治療セット
・ビブラマイシン100㎎
・トラネキサム酸250mg
・グルタチオン100㎎
・ユベラ100㎎
+好きな塗り薬1つ
(ゼビアックスローション2%、ディフェリンゲル0.1%15g、ベピオゲル2.5%15g)
7,700円

まとめ

今回は、肌タイプの見分け方とそれぞれの特徴を解説しました。

自分の肌タイプを正しく理解することは、効果的なスキンケアの第一歩。

毎日のケアを見直すことで、理想の肌へと近づくことができます。

もし自分の肌タイプやケア方法について迷われている方は、ぜひ当院へ相談ください。

あなたに合ったケア方法を一緒に見つけていきましょう。

参考文献

にきび Q1 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

【肌タイプがわからない人必見】肌タイプの見分け方とスキンケアの注意点

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